くろろのたのしいディスカバリー(2021年7月)
Tokyo 7th シスターズ Live - NANASUTA L-I-V-E!! - in PIA ARENA MM(2021.7.3〜7.4)
実は当日までナンバリングライブとの区別があまり付いていなかった。ということからも分かるように、ライブに向けた心の準備は出来ていなかったかもしれない。
ナナスタライブ、要するにナナシス世界でのハコスタライブを模したものになっていたように思う。終演直前までキャラクターとして喋っていたり、バンドも生バンドではなかったりと、2.5ライブとコンセプトは近かったのかもしれない。ユニットカバーがあったが、これまであまり見られなかったものだったので作品世界らしさを感じた。
コドモ連合、SOLのライブは非常に素晴らしかったが、時空を進める演出にはもう少しやりようがあったのではと思ってしまった。個人的にはここをどう表現するのか結構期待していたのだが、サワラが超能力で時間を操作するという匙の投げっぷり。1日目はそれが少し引っかかってしまったのだが、でもある意味で何でもありのお祭りだと考えることで2日目は純粋に楽しめた気がする。
桑原由気さんが二つのシンジュをやっている姿や後輩たちを気遣う姿には感じるものがあった。あの瞬間は2021年だったが、2021年にもそういったドラマが生まれているのはやはりコンテンツが生き物であることを感じさせてくれる。
22/7 1st アルバム『11という名の永遠の素数』リリース Tour 2021(2021.7.11-14-15-22)
22/7の東名阪ツアー。名阪は平日開催だったが、転職することもあって休暇の融通が効いたので参加出来た。ベストアルバムへの収録楽曲を中心に披露。
書き残すのもどうかと思うが、名古屋公演と大阪公演で倉岡水巴さんの様子が明らかにおかしかったので肝が冷えた。大阪公演と東京公演の間にオンライントーク会があってライブの話を少ししたのだが、自分でも本調子でなかったと言っていた。ただ同時に東京公演では修正したい、その為の準備も頑張りたい、とも語ってくれた。
そうして迎えた最終日の東京公演、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのは自分のことのように嬉しかった。名古屋と大阪では悪い意味で目を離せなかったのだが、最後は良い意味で目が離せなかった。そんな訳で全体を見るという余裕はあまりなかったのも事実。
西條和さんの変化というかが見え隠れしたのは良かった。このツアーに限らないが、彼女が前向きになっている様子が見えるのは嬉しい。一方でそれをコンテンツとして消費するのは不義理なようにも思えてしまう。でも、だとしたらアイドル活動に我々は何を見るのだろう。
アニソンウッドストック(2021.7.17)
【ライブ映像】
— 上月せれな(せれちゅ) (@Serena_Kozuki) July 18, 2021
7/17(土)#アニソンWOODSTOCK
in 山中湖きらら
「Q&Aリサイタル!」は主催者さんからのリクエストセトリでした🙌
8/15(日)には渋谷VISIONにて
上月せれなアニソンカバーLIVEを開催します✨ゲストDJあり💿
詳細👉https://t.co/3q4jis1bLj
こちらにも是非遊びに来てください😆 pic.twitter.com/anrqBqANNn
野外アニクライベント。仲の良いオタクがDJをやるということで応援に行った。上月せれなさんがライブをやっていたのでそれも楽しかった。
特段レギュレーション等もないので久々に身体を揺らしたりジャンプしたり走ったりといったことが出来て良かった。
藤本タツキ『ルックバック』(2021.7.19)
別記事を作成済。人間の感情を動かす力のある漫画だった。創作の可能性を教えてくれるものでもあった。
隣人13号(2021.7.23 視聴)
勧められて視聴した作品。主人公が二つの人格を持っているのだが、人格によって演者を明確に分けるというのが面白かった。
メインの人格を小栗旬、第二の人格=13号を中村獅童が演じる。中村獅童の怪演がとにかく光っていた。画面の緊張感や雰囲気、生々しさなども現実寄りの手触りがあってかなり没入出来る作品だった。テーマ自体は明るいものではなかったので積極的に他人に薦めようとは思わないが。
原作漫画も読んでみたのだが、こちらはだいぶ稚拙というかC級くらいに感じた。これを見れるものとして映像化したプロデュース力にも感嘆した。
この映画を見たのが丁度オリンピックの時期で、関係者たちが過去の不祥事が掘り起こされて開会式を降板する、という光景をみていた。本作は過去のいじめに対する主人公の復讐劇だ。その復讐の度合いは、一見すると度を越している。しかしそれは側から見ているからであって、本人からすればそれほどまでに恨みが募っているとも解釈出来る。
エスカレートしていく復讐に対して、いじめの加害者は「何年前の話してんだよ」、「やりすぎだろ!!」と激昂する。過去の罪はどのようにすれば赦されるのだろうか。全てが過去になってから反省し、心を入れ替えて真っ当に生きる?でも、被害者が恨んでいる限り、真の意味での贖罪は果たされないのだ。贖罪するためには被害者の前で罪を償い、赦されなければならない。贖罪と更生はどちらか一つだけではおそらく不十分なのだろう。
劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 劇中歌アルバム(2021.7.24)
最高の映画を彩った最高の音楽たち。サブスク解禁時に『わがままハイウェイ』を大音量で聴いたらキッズになってしまった。『wi(l)d-screen baroque.』もイントロのイカれ具合が素晴らしい。『スーパー スタァ スペクタクル』も音源で聴くと盛り上がりが分かりやすい。どの楽曲においても聴いていて気持ちいいポイントが明確にあって嬉しい。