20151010 風力発電/鉄コミュニケイション/『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』

 

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「風力発電所が見たい!」というニッチな欲望を叶えるために若洲海浜公園に行きました。詳しいことは上記の記事にて。写真はflickr(https://www.flickr.com/photos/131490059@N03/albums/72157659674617472)でも。

車の運転が心許ないので公共交通機関で行ける範囲のものにしました。いずれはもっとバリバリ動いている風力発電所を観に行きたいと思っています。動いているものだと稼動音やら低周波やらすごいみたいなので全く違う雰囲気なんでしょう。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)
「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたし―でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気―」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。―もしかして自分以外の人間が生きてたの?大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。

 

風車見学の帰り道で船橋ららぽーとに寄ったら『リトルウィッチアカデミア』の映画が公開していることを知ったので、突発的に鑑賞することに。微妙に暇な時間が出来たのでそれまで読み進めていた秋山瑞人の『鉄(くろがね)コミュニケイション』を読み切りました。

原作は別作者の漫画で、それを秋山瑞人が小説化した物が今作となるらしい。小説版は全3巻でしっかりと完結済み。1話15分×26話でアニメ化もされているようです。

 

舞台は近未来。ロボット戦争を『コールドスリープ』という技術で乗り切ったかに見えた人類だったが、生き残ることが出来た人類は主人公のハルカのみで、目覚めたときに出会ったロボットたちと仲睦まじく一緒に暮らしている…という設定。

代表作にして名作の『イリヤの空、UFOの夏』でも言えることですが、設定やストーリーもさることながら、この人の小説はとにかく文章が素晴らしい。今作ではロボットが登場、戦闘シーンなんかもありますが、その描写は息を呑むような迫力に満ちています。文章のリズム・呼吸というのでしょうか、その緩急が絶妙で、一気に畳み掛けてくるタイミングでは本当にページに引き摺り込まれるような感覚を覚えます。

大人で達観していて、でも抜けたところもあるような、愛らしくて魅力的なキャラクター達も良いです。コミカルとシリアスの絶妙な配分とでも言えば良いのでしょうか。キャラクターにもストーリーにもそれが現われているように感じます。その切り替えが瞬時に行われるとそれはもうステルス爆撃の如し衝撃を受けます(ステルス爆撃を受けた経験はありませんが)。

次巻を入手出来ていないので購入して読んでまた記事にしたいと思います。

 

 

 

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一つの記事にパラグラフが多くてアレですが、『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』を見てきた話。

……という書き出しで感想をここに書き始めたんですが、読み返したら長くなったので上リンクの記事に纏めました。どうせなら鉄コミュニケイションの感想も別記事でやった方が良いのかもしれません。この辺りの構成というかどういうブログ編成にするのが良いのかは毎度悩むところです。個人的には日記テイストも続けたいんですが。

とりあえずリトルウィッチアカデミアは最高。魔女っ娘は最高。主題歌も最高。

 

 

そんな感じでおしまい。なかなか濃い一日でした。