月曜日辺りに「風力発電所を見学したいな」とひらめいて色々調べた結果、東京近辺でアクセスの良い場所にある風力発電施設というと『若洲風力発電施設』だということがわかったので、三連休の初日を使って見に行きました。
こんな感じ。
若洲風力発電施設は、新木場駅からバスで15分程の場所にある『若洲海浜公園』内に設置されています。発電施設と言っても、無人運転の風車が一台どーんと置いてあるという感じで、電気作ってますよ~感はあまりありません。実際、風が弱かったこともあってこの風車は殆ど回っていませんでした。見学は自由で、タワーに触れたりも全然OK。
若洲風力発電施設の風車は1機だけですが、別の風力発電施設だと10機くらいが密集している一帯もあるようです。ただそういう類の風車は危険だからということで見学が出来ないものもあるみたいでした。
真下アングル。
横から。ロゴが見えます。
今回、撮影には30mmのレンズを使いました。しかし、風車が大きすぎてなかなか全体が収まらない事案が多発…。キットレンズの18-50mmを使うべきだったかもしれません。
写真が下手なのもあって伝わらないとは思いますが、まあとにかくビックリするくらいデカかったです。風力発電というとエコでクリーンで爽やかで、、、なイメージが在りましたが、いざそのスケールというか質量を目の当たりにすると心にズンと来るものがあります。当然のことですが、綿密な計画の下に莫大な費用をかけて設置されているんだというのをひしひしと感じた気がします。
公園には遊具が設置されていて、連休初日というのもあってか家族連れがたくさんいました。若洲海浜公園にはキャンプ場もあるようでかなり賑わっていました。到着するまでは「誰も居ない寂しい公園だろうな」と思っていたんですが、良い意味で予想を裏切られる結果に。キャッチボールをしている親子にはほっこりさせられましたし、良い被写体も現われてくれて良かったです。
しかし、自分で言うのも何ですが写真の構図に風車が入ってくるとなかなか画になりますね。風車のある風景は非常に素晴らしかったです。設置されてから動くことなく同じ場所に立ち続ける風車というのは、その一帯のシンボルであると同時に、その場所を見守ってくれるような存在でもあると思います。違和感なく風景に溶け込んでいるように感じたのはそういうのもあるのかなと思ったりしました。
風車を見てからは、公園内にあるレンタルサイクルでサイクリングコースを回りました。風車メインで行ったのですが、このサイクリングがめちゃくちゃ気持ちよかった…。海浜沿いのコースを風を感じながら走るのは最高。
コースは片道で3kmくらいあって、結構長い距離を走れたと思います。
折り返し地点にある展望台。ここからの景色はまずまず、と言ったところでしょうか…。この辺りには大量に野良猫がいたので、ちょっとぼんやり眺めてから復路を行くと、丁度レンタル時間の1時間で戻ってくることが出来ました。1時間で100円と価格も良心的。
と、そんな感じです。風車見学としては若干物足りない規模かもしれませんが、個人的にはスケールの大きさを肌で感じられただけでも凄く良かったなと思います。しかしそれ以上にレンタサイクルが満足度高かったです。もっと快晴の日だったら更に良かったんだろうなあ。
ちなみに今回風力発電所の見学を思い立ったのは、小説用の取材的な側面が大きいです(取材と言っても趣味の範囲ですが)。作中に風車を登場させたいなと思っているので、どんなもんかなと見てみました。今度はもう少し大規模な発電所も見学したいところ。茨城の神栖市にある『波崎ウィンドファーム』が写真などを見る限り最高なので、いずれ行きたいです。ここは車が無いと行けそうにないので今回は断念しましたが、運転の練習積んでチャレンジしたい。
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