ライブレボルト 0th Live「ライブレボルト THE ORIGIN」に参加した話

 

U're my precious / Set Fire

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2017.8.19開催の、ライブレボルトの0thライブと銘打たれた「ライブレボルト THE ORIGIN」に参加。場所は横浜O-SITE。昼公演、夜公演とあって夜の参加。ライブレボルトに関しては以前にも記事を作成済である。

ライブレボルトが革命を起こすかもしれない - くろろのたのしいブログ(仮)

 

 

ライブの事前に、ユニット曲8曲の90秒verがSoundCloudにアップロードされたため、それらを聴いて予習していった。

 

 (LiveRevolt0th special 90sec preview by MOtOLOiD / TOKYO LOGIC | Free Listening on SoundCloud

 

気に入ったのはリサイタルズの2曲。カッコイイクール系の曲が並ぶなかでリサイタルズは少し抜けた楽しい感じの楽曲。Rumblueの近未来サウンドも熱い。全曲に共通するのは力強いサウンドとボーカルで、「かっこいい燃えるアニソン」といった仕上がりになっていると思う。

dubstarはエレキギター、Rumblueはシンセサイザー、リサイタルズはブラス、とそれぞれ特色というか得意分野があることが設定資料に書かれていたが、それに忠実な色付けとなっている。FIREVOLTは激しい曲調だがピアノやストリングスなども印象的に取り入れられているように感じる。

 

ライブでは事前に公開されたユニット曲8曲と全体曲2曲に加えて、完全新曲も1曲披露。全体曲の2曲はアンコールで再度披露されたので、曲数は結構な量になっていた。

その中でもRumblueの「アオクナレ」は「フル尺だと化ける」と監督がツイートしていたので気になっていた。実際に披露されたのを聴いてみると、なるほど別の楽曲を繋げ合わせたかのような転調に次ぐ転調が取り入れられており、記憶に残る楽曲だった。ステージ演出も凝っていたと思う。

キャストのダンスや歌は洗練されており、最初のステージとは思えないほど堂々とした振る舞いだった。ライブの最後にはキャストからの挨拶があり、感極まるキャストもいた。吐露される言葉からは、ライブの準備の過酷さと、また辛いときにはキャスト同士支え合って乗り越えてきたことが伝わってきた。

この挨拶を経てから披露された全体曲REVOLUTIAは聞こえ方が変わり、会場の熱も一際高まったように感じた。すごくいいコンテンツが出来上がっているのを感じた。

 

と、ポジティブな内容を書いてはいるが、実際のところ心から楽しめない部分もあった。その直接の原因は、会場の雰囲気である。

事前に厄介歓迎と銘打っていたため、そこに苦言を呈するのはお門違いではある。以前には自身でその辺りをフィーチャーした記事すら書いている。実際、コール周りに関しては想定していたし、自分もアレルギーがある訳ではないので特に不快という訳ではない。

 

では何にモヤモヤしているのかと言えば、「ライブの演出時」における会場の雰囲気である。

2.5次元ライブの良さはやはり2次元と3次元の調和にあると思う。2次元におけるストーリー、歌詞に落とし込まれたコンテクスト、ずっと付き合ってきたキャラクター、それらを背負った状態で3次元のキャストがパフォーマンスをするのが2.5次元ならではの魅力だと思う。

今回のライブではライブ開始に合わせてキャラクターによるナレーションが入り、各ユニット楽曲の前にも同様にキャラクター同士の掛け合いがあってから楽曲に臨むという演出となっていた。脚本は監督が書き下ろした物のようだ。立ち上げから日も浅く、十分なコンテクストがない中でこうした要素は大事になってくると思う。

しかしこうした演出部分における会場の雰囲気はと言うと、ナレーションや語りの一言一言に一部の観客がガヤを入れ(それも、良い内容とは言えなかった)、周囲もそれに反応して笑っている状態だった。演出の脚本に対して真剣に耳を傾ける姿勢は感じられなかった。

全員がそのスタンスでないのは当然だが、目立つ行為の方がどうしても印象に残る。開始早々それだったので、会場の空気に若干の嫌気が差してしまい、どうも乗り切れなかった。

自分はニコニコの有料チャンネル会員になっていないし、漫画版やラジオ等も殆ど目を通せていない。キャストのことも知らない状態だったので、2次元においても3次元においても知識として半端ではあった。ずっと深い部分まで知っているファンも多くいただろう。

その為あれこれ言う資格はないかもしれない。しかし2.5次元ライブなのに2次元の部分を蔑ろにするのは勿体ないし、2.5次元である意味もないんじゃないかと思ってしまう。

ライブの盛り上がりという意味では他に類を見ない熱量だったと思うし、それはキャスト陣にも伝わっていたようだ。しかしその熱量のベクトルが、自分が思っていた方向とは少しだけ異なる方向を向いていた。結局のところこれは単にそれだけの話である。自分の思い通りではなかったというエゴである。

と、ネガティブな内容ばかりになってしまうのが悲しいところだが、実際のところライブ後の心象としてもネガティブなものが先行したのが事実なので偽りなく書いておく。

 

あれこれ書いたものの、ライブの熱気は凄かったし、そのエネルギーは会場の観客によって生み出された部分が大きい。ブログで細かいことを書いている自分よりも声の大きい人たちの方が余程コンテンツを盛り上げていると思うので、そうしたリスペクトは持っているつもりである。自分の気にしすぎというか、勝手な理想を描いていたのが悪いような気もしている。

何だかんだ言って楽曲やライブパフォーマンスは恐ろしく魅力的なので、気持ちが作れたらまた参加したいなと思う次第です。