くろろのたのしいディスカバリー(2016年8月)

8月の良かったものまとめというか振り返りみたいなそんな記事を作成。

 

■牧野由依『Yui Makino Concert~twilight melody~』(2016.8.10 参加)

タビノオト(初回限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト:牧野由依
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: CD
 

 

声優アーティストである牧野由依さんのコンサートに参加。3時間ずっと着席して聴き入るタイプのもの。牧野由依さんのコンサートは何だかんだで三回目くらい。

1stアルバムと2ndアルバムを高校生くらいのときに良く聴いていたので、そのアルバムの曲が来るとかなり懐かしい気持ちになる。ARIAシリーズの主題歌『シンフォニー』も披露された。これも個人的な思い出ではあるけど、ヴェネツィアに一人旅に行ったときにARIA関連曲を聴きまくったのでその辺りの記憶も蘇る。

とにかく声が綺麗で可愛らしいので、ホールの音響でそれが聴けるだけでかなり幸せだった。コンサートと銘打つだけあって生バンド&生オーケストラでお送りされ、牧野由依さんもピアノを演奏する。ピアノ×バイオリン(ボーカルなし)のクラシックコーナーなどもあって楽しめた。

 

■オーガスト『AUGUST LIVE! 2016』(2016.8.12 参加)

 

超大手エロゲメーカーことオーガストが主催したライブ。歴代の作品の主題歌や関連曲をお送りする。

オーガストは去年の夏頃に『トラベリング・オーガスト2015』(フルオーケストラで楽曲を演奏するヤバいやつ)を開催したけど、今年は会場一体となって盛り上がれるライブ感を大事にしたようで、オールスタンディングのライブとなっていた。

オーガストは最新作『千の刃濤、桃花染の皇姫』(せんのはとう、つきそめのこうき)(読めない)を9月に発売する。和風ファンタジーな世界観ということで、津軽三味線など和テイストの楽器を取り入れたアレンジが各楽曲に施されていて、カッコいい仕上がりになっていた。

終盤のメドレーコーナーで『千の刃濤、桃花染の皇姫』(せんのはとう、つきそめのこうき)(読めない)の主題歌が披露され、めちゃくちゃカッコよくて発売が楽しみになった。

 

 

 ■久保ユリカ『SUMMER CHANCE!! 』(2016.8.17 購入)

 

別記事で特集済。

8/17発売の久保ユリカさんの2ndシングル。カップリング曲『記憶コロコロ』が素晴らしい。A面とB面でガラリと雰囲気が変わるので楽しめる。シングル1枚にしてもこういう構成だと楽しめるし、初めて手に取った人の心を掴む上でも大事になってくると思う。

CDをたくさん買ったおかげで発売記念のお渡し会イベントに3回参加することが出来た。お渡しされる際に約10秒間お話が出来るけど、これが恐ろしく緊張する。恐ろしく緊張した結果、記憶がところどころ抜けている。そうか、これが記憶コロコロ……

 

  ■ナナシス『Tokyo 7th シスターズ 2nd Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-』(2016.8.21 参加)


パシフィコ横浜で開催された8/21のナナシスの2ndライブに参加。個別記事を作成済。まあまあ書きたいことを書けた気がする。

アイドルものの現場に行くのが初めてだったというのもあるかもしれないけど、ここ最近で一番熱くなったライブだったと思う。楽しかったし、何より圧倒された。すごいライブだった。

 

■庵野秀明『シン・ゴジラ』(2016.8.13 視聴)

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

  • 発売日: 2017/03/22
  • メディア: Prime Video
 

 

ゴジラの知識ゼロだったけど話題だったので観に行った。めちゃくちゃ面白かった。とにかく面白いもんを作ってやるんだっていう気合いを感じた。

 

■デヴィッド・フィンチャー『ファイト・クラブ』

ファイト・クラブ [Blu-ray]

ファイト・クラブ [Blu-ray]

  • 発売日: 2014/03/05
  • メディア: Blu-ray
 

 

名作として名高い作品。Mr.Childrenの『FIGHT CLUB』という曲の元ネタにされていて、それで俺はこの映画を知った。ずっと見たい見たいと思いつつ後回しにしていたのをレンタルでようやく視聴。

こう言うと安っぽいけど価値観が変わるくらいの衝撃を受けた。あるいは、色んなことを代弁してくれたような感覚がある。鬱積してたものというか、心の片隅で思ってたけど押し殺していたようなものというか、そういうのだ。とにかく見ていて気持ちいい。

視聴後の衝撃がかなりデカく、ブルーレイも買ってしまった。改めて見返してみると幼稚なことをやってる気もするけど、最初のインパクトが薄まることはない。 

 

■新海誠『君の名は。』(2016.8.27 視聴)

君の名は。

君の名は。

  • 発売日: 2017/07/26
  • メディア: Prime Video
 

 

新海フィルム最新作。公開日に観に行った。従来の空気感やメッセージ性は残しつつも、大衆向けのエンターテイメントとしても楽しめる内容になっていて素晴らしかった。友人と観たので、鑑賞後の感想合戦も楽しかった。

途中、いつかの記事で書いたOのことを思い出しながら観ていた。思えば、秒速5センチメートルで新海誠作品に初めて触れたのも、きっかけはOだった。

 

 

そんな感じで終わり。イベントとしては音楽ライブ(全部オタク)が4つ、久保ユリカさんのお渡し会が3つと、忙しい月だった。3本映画を見たけどそれも全て濃かったのでかなり満腹な状態。

良かったものに関してはなるべく1つの記事で取り上げる、という自分ルールみたいなのを付していたつもりだったけど殆ど書けていない。この記事もかなり投げやりというか適当に作った。

インプットが濃くて充実していた分、アウトプットがしっかり出来てなくて苦しくなってる感覚がある。すぐに何かしら書いておかないとモヤモヤしたまま記憶が薄れてどうしようもなくなってしまうので、やっぱり短くても整理して外に出す作業は大事だと感じる。

と言いつつも、9月後半にTOEICがあるのでしばらくそっちにリソースを割くことになるかもしれない。

ナナシス2ndライブ『Tokyo 7th シスターズ 2nd Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-』に参加した話

 

Are You Ready 7th-TYPES??(初回限定盤)

Are You Ready 7th-TYPES??(初回限定盤)

 

 

8月21日にパシフィコ横浜にて開催された、『Tokyo 7th シスターズ』、通称『ナナシス』の2ndライブ「Tokyo 7th シスターズ 2nd Live 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-」に参加した。とても良かったので感想なりを何かしら書いておきたい。ただ1曲1曲を取り上げると収拾がつきそうに無いので、なるべくライブ全体というかライブそのものに関して書く。

とりあえず言いたいのは、どの曲、どの部分を取っても素晴らしい内容だった。完成度というか、内容の濃さに関してはこれまで参加したライブの中でもトップに入る。形式的なアンコールも廃されていて、一つの『作品・舞台表現』という側面が強く押し出されたライブだという印象を抱いた。

 

とりあえずアニメイトタイムズ様からセットリストを拝借。

【セットリスト】
1.SEVENTH HAVEN/セブンスシスターズ
2.FALLING DOWN/セブンスシスターズ
3.KILL☆ER☆TUNE☆R/777☆SISTERS
4.Cocoro Magical/777☆SISTERS
5.-Zero/KARAKURI
6.B.A.A.B./KARAKURI
7.You Can’t Win/NI+CORA
8.ラバ×ラバ/WITCH NUMBER4
9.セカイのヒミツ/サンボンリボン
10.さよならレイニーレイディ/SiSH
11.YELLOW/Le☆S☆Ca
12.Behind Moon/Le☆S☆Ca
13.PRIZM♪RIZM/WITCH NUMBER4
14.オ・モ・イ アプローチ/NI+CORA
15.AOZORA TRAIN/SiSH
16.たいくつりぼん/サンボンリボン
17.Clover×Clover/サンボンリボン
18.お願い☆My Boy/SiSH
19.Girls Talk!!/NI+CORA
20.SAKURA/WITCH NUMBER4
21.ワタシ・愛・4U!!/4U
22.TREAT OR TREAT?/4U
23.Hello...my friend/4U
24.ハネ☆る!!/はる☆ジカ(ちいさな)
25.Snow in “I love you”/777☆SISTERS
26.H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!! /
777☆SISTERS
27.Sparkle☆Time!!/セブンスシスターズ
28.Star☆Glitter/セブンスシスターズ
29.FUNBARE☆RUNNER/777☆SISTERS
30.僕らは青空になる/All Cast

 

参照:『ナナシス』2ndライブにて4つの重大情報が発表! | アニメイトタイムズ

 

このような形。13-16.はメドレーだったけど30曲ある。ちなみにナナシスの既発表曲は31曲らしい。要するに殆ど全部やってる。これを3時間に詰め込んだのはすごい。13-16.や21.などはやらないものだと思っていたので驚きだった。

曲を詰め込んだ分、1stで印象的だった長尺のMCは必要最低限のものになっていた。「作品・舞台表現という側面が~」という風に上で書いたのはこの辺りも関係する。キャストに自由にやってもらうというよりは、ライブに向けて準備した鍛錬・レッスンの成果を少しでも多く観客に魅せる、というスタンスだったように思う。クオリティの徹底的な追求が感じられた。このある種のストイックさと本気度は静かに燃える碧い炎をイメージさせる。

 

原作ゲームやCDアルバムとの連動・統一感、というのもライブを良いものにした要素として大きかったと思う。原作ではライブ直前にLe☆S☆Ca、4U、KARAKURIののスペシャルエピソードが配信された。4U、KARAKURIに関しては乱入を予め宣言するという内容になっていて、言うなればライブにおける予定調和的な展開が約束された。

2ndアルバムは6月発売で、ライブはこのコンセプトにある程度即した内容になると予想出来る。Disc1のIntro~『SEVENTH HAVEN』の流れをライブの開幕として妄想するのは誰でもやったはず。Disc2のナナスタを主幹として、Disc1のライバルたちを要所で入れてくるのっていうのも1stライブを思い返せば見えてくる。

ここまで書いて思ったのは、今回のライブは参加者がある程度「予想出来る」ことをやってた。予想外だったりサプライズを誘うような突飛なことはしてない(ほぼ全曲やったのは驚いたけど)。「こう来るだろうな」っていう見当を付けられたし、それはほぼ順当にいった。

ただ今回のライブは、そんな予定調和を質やクオリティの部分で正面から越えてきた。だからこそ余計に打ちのめされた。七咲ニコルと羽生田ミトの語りが追加され更に扇情的になったIntroからの『SEVENTH HAVEN』には、どんなに待ち構えていてもシビれずにはいられない。いくらヘッドホンの音量を限界にして「Seventh Strike Back」の脳内妄想をしていても、セブンスシスターズのダンスや衣装や存在感、ステージ照明やレーザーライト、圧倒的な音響と会場の大歓声には適わない。全員が揃った4Uのパフォーマンスは予想を遥かに越えてアツかった。『FUNBARE☆RUNNER』のバトンが繋がったときは感動した。

 

何よりも作り手が妥協せず徹底的に良いものを作ってる、というのが答えだと思う。この曲やこの場面が良かったというのは勿論あるけど、ライブが終わったときに真っ先に思ったのは、「ナナシス、すげえ」ということだった。更に言えば「茂木総監督、すげえ」ということだったし、キャスト陣よりも先に脳裏に浮かんだのはLINE LIVEで見た茂木総監督の顔や、パンフレットの1ページ目の言葉だった。好きなキャラクターや声優、曲はもちろんある。でもそれ以上にナナシス自体、Tokyo 7th シスターズというコンテンツ自体に胸を掴まれた感覚があった。それは各媒体の連動性や統一感が強い、ブレがない結果、全てを自然に『ナナシス』として捉えることが出来るからだと思う。

そしてそれを可能にしてるのは各媒体を総合して監督している総監督・茂木伸太郎氏の手腕に他ならないと思う。こういう作り手の裏側の部分っていうのを特に隠さず、むしろ強烈な存在感が出てるっていうのはアイドルものでは結構珍しいと思う。何度か書いてるライブ自体の作品・舞台表現っぽさっていうのも、作り手の存在感が強いからこそそう感じたのかもしれない。ライブ中の「喰われる」、「ブン殴られる」ような感覚はここに通じてる気がする。

 

思っていた以上に長くなってしまったので終わる。各曲の詳細をライブ感と共に感じられる記事がアニメイトタイムズ様にあったのでリンクを張っておく。

改めて参加してよかった。アンコールが必要ない、むしろそんな傲慢な要求出来たもんじゃないと思ってしまうくらいの満足度だった。本当にすごいものを見せてもらった。「見せ付けられた」という言い方のほうがしっくり来るかもしれない。2.5や3rdもまた参加出来れば嬉しい。

 

 

◆参照・関連ページ

Tokyo 7th シスターズ(公式サイト ライブ特設ページ)

ナナシスの「未来」も明らかになった2ndライブのレポートをお届け | アニメイトタイムズ

『ナナシス』2ndライブにて4つの重大情報が発表! | アニメイトタイムズ

キーマン・茂木総監督に聞く「ナナシス」──(1) | WebNewtype

久保ユリカさんの『SUMMER CHANCE!!』の話

SUMMER CHANCE!! 初回限定盤(DVD付)

SUMMER CHANCE!! 初回限定盤(DVD付)

  • アーティスト:久保ユリカ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 

 

久保ユリカさんの2ndシングル、『SUMMER CHANCE!!』が8月17日に発売となったので記事にします。感想多め。

2月17日発売の1stシングル『Lovely Lovely Strawberry』から半年、待望のNEWシングル。表題曲『SUMMER CHANCE!!』とカップリング曲『記憶コロコロ』の2曲が、それぞれのインストverも含めて収録されている。初回限定版では、沖縄で撮影したというミュージックビデオのフルバージョンと、メイキング映像が収録されたDVDが同梱されてます。

CDを予約すると特典お渡し会イベントへの応募券が貰えるということで、今回3ヶ所のお渡し会への参加が叶って良かった。

 

■SUMMER CHANCE!!

表題曲『SUMMER CHANCE!!』は夏×アイドルといった感じの楽曲。

明るさに振り切れていて、多少の憂い事は吹き飛ばしてくれるようなパワーがある。ストリングスで豪華に彩られているほか、サビでベースがブリブリ主張しまくってくるのも圧力を感じる。圧倒される。ボーカルもはつらつとしていて非常にパワフル。

サビが1番サビ、2番サビ、ラストサビとあるけど、一字一句同じ歌詞になっていて面白い。1stから久保さんが追求してるものとして「耳への残りやすさ」というものがあるので、それが反映されているのかもしれない。サビ内では「大好き」を5回繰り返すところがあり、こっちが大好きだよという感じではあるものの、これも非常に耳に残るフレーズ&リズムになってる。

こちらはMVのShort.verがYoutubeに上がっている(【久保ユリカ】2ndSG「SUMMER CHANCE!!」MV short ver. - YouTube)ほか、初回限定版のDVDでもフルバージョンが視聴できる。

更にはMVの振り付けを確認できるDance.verという動画もアップされている。これはなかなか他で見たことがないので貴重だと思う。久保さんのキレのあるダンスと美脚が見れる。

 

www.youtube.com

 

 

■記憶コロコロ

今回のシングルでミソなのがカップリング曲の『記憶コロコロ』で、これが素晴らしい曲。

表題曲とは一転して、哀愁漂うしっとりとしたメロディ。アコースティックのバンドサウンドを主軸とし、笛の楽器(小学生並の語彙)がサビなど要所で登場してノスタルジックな雰囲気を作り上げている。後半に進むに連れて少しずつ盛り上がりを見せるけど、そこで盛り上がり過ぎないところも良いと思う。

久保さんの歌声も地声に近いもので、アニメキャラ風のいわゆる萌え声、張った声ではない。ただ『記憶コロコロ』という可愛らしいタイトルにマッチするよう、艶っぽくはなり過ぎないようなところを探っているように感じる。聴きやすくて、聴き飽きない。聴き疲れない。

 

特筆すべきはその歌詞。勝手な解釈を混ぜつつも書いていく。

 

ボクらは記憶でできている

コロコロ転がり削れながら

そのうち記憶は丸くなる

良いのも悪いのも優しくなっていく

 ギター背負った大学生 誰にあこがれて進む?

どん底に落ちたとき 誰に頼れるかな?

 

この二つの連から見えること。楽曲の主人公は、『どん底』を知ってる。経験してる。でも彼女は許してる。全てを受け容れて、感謝してる。『どん底』さえも許してる。今の自分に繋がってるっていう確信を持ってる。過去と現在の間に一本の糸を見出してる。

転がるためには動き出さなくちゃいけない。緩やかであっても下り坂に、身を投げ出さなくちゃいけない。そのためには覚悟と決断が要る。夜行バスに乗り込んだ、その夜。勇気を振り絞って動いた時の衝動が、記憶の奥底にある。少し勇気を出した、思い立った瞬間が、大事な記憶になる。そこから転がり始める。『ふるさと』っていうのは、転がり始めた原点の場所のことを言ってると思う。

主人公として想定されるのはおそらく20代後半くらいの女性。勇敢に転がり始めて、自分の身体で色んなことに体当たりで気付いてる。苦境を乗り越えて、やがてそれらを受容出来る大らかさを獲得してる。延長線上の現在を大事にしていて、思い切り楽しんでいる。いったい誰をモデルにして描かれた女性なんだ…………

なんかポエミーになってるけど概ねこんな感じの曲だと理解した。スムルースの徳田さん、いい曲と歌詞を書かれる。久保ユリカさんが歌うからこそより一層心に響く楽曲になってると思う。曲単体も素晴らしいけど、久保さんのパーソナルな部分が絶妙にシンクロしているのが良い。 

 

そんな感じでそれぞれの感想みたいなのを書いてみた。1stみたくMVのキャプチャをペタペタ貼るやつ(参照:久保ユリカさんの『Lovely Lovely Strawberry』の話 - くろろのたのしいブログ(仮))もやろうと思ってたけど疲れたのやめておく。

 

 

 

https://pbs.twimg.com/media/CqEui_5UEAA_nGp.jpg

 

とりあえず予約してたのを引き取った通常盤11枚。あと5枚引き取る予定。可愛いけどこう並べるとちょっと不気味ではある。

 

 

 

◆参照・関連ページ 

 

久保ユリカ/歌詞:SUMMER CHANCE!!/うたまっぷ歌詞無料検索

久保ユリカ/歌詞:記憶コロコロ/うたまっぷ歌詞無料検索

 

 

久保さんのインタビュー記事。記憶コロコロに関する応答が素敵。

 

 

 

SUMMER CHANCE!! 通常盤

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  • アーティスト:久保ユリカ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 
SUMMER CHANCE!! 通常盤

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  • アーティスト:久保ユリカ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 
SUMMER CHANCE!! 通常盤

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  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 
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  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 
SUMMER CHANCE!! 通常盤

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  • アーティスト:久保ユリカ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 

 

 

『ラブライブ!サンシャイン!!』 第6話「PVを作ろう」感想 予感と気付きの物語

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!』6話の感想を書く。

どうでもいいけど、昨日も感想を書こうとしてみたものの、うまく纏めることが出来なかった。欲張って色々と書こうとした結果バラバラになってしまったと分析したので、絞って書く。Aqoursの未熟さ高海千歌について書く。

 

5話まで見てきてどうもしっくり来ていなかった部分があった。彼女達のモチベーションがわからないのだ。どうしてスクールアイドルをやってるのか、そこに誠実な想いがあるのかがいまいち見えてこない。μ'sに憧れて、μ'sの真似をしているだけの幼稚なグループに見えていた。

高海千歌はその筆頭でもある。普段の様子を見ると、能天気で何となく楽しいからやってるという感じがする。「μ'sならどうするか、μ'sはこんなときどうしたか」とそればかりが口をつく。行動指針も結局殆どがそれになる。Aqoursのリーダーは彼女だ。だからAqoursもその方向に進んでいってしまう。

μ'sは作中で伝説級のアイドルとして扱われる。それに憧れるのはある意味で自然ではある。でも、μ'sを何となく模倣しているAqoursという印象は拭えなかった。3話でのライブも何となく成功したように見えても、μ'sの3人と比べれば駄目さが浮き出る。覚悟の無さが、不誠実さが目に付いてしまう。

これがどうも不思議だった。しっくりこなかった。良い感じにまとめてるけど、全然駄目じゃないかと思っていた。「μ'sならどうするか」。どうしてこんな台詞を言わせるのか疑問だった。でも6話を見て腑に落ちた。6話を見て、『ラブライブ!サンシャイン!!』はμ'sの真似事をするAqoursを意図的に描いていた、という理解をしたからだ。

 

6話でAqoursは、高海千歌は、気付き始める。廃校という現実が引き金となって、学校が好きだという気持ちに気付き始める。「やりたいからやる」。ではどうしてやりたかったのか。見切り発車で走り続けているうちに、少しずつ気付き始める。

高海千歌はそういう存在であり、『ラブライブ!サンシャイン!!』はそういう物語なんだと思う。言葉に出来ていない、正体を掴めていない、でも直感的に大切だと感じている熱量。単純で純粋な憧れや好きだという気持ち。根拠のない予感めいたもの。未熟で幼稚だからこそ、怖いもの知らずだからこそ、それをエンジンにして走り出してしまえる。その正体を知るのは後からで構わない。走りながらそれに気付くことが出来ればいい。最初は真似事だって構わないのだ。

2話で梨子の手を取った千歌に感じた、根拠の無い力強さ。たぶん訳もわからぬまま彼女は予感してた。そうやって気付かぬ内に熱量は増している。その放出のコツを掴んでしまえば、凄まじいことになるだろういう期待がある。千歌に限らず、Aqoursには、『ラブライブ!サンシャイン!!』には、そういう大器晩成的なところを感じさせる何かがあると思う。

終盤でAqoursは自分たちの町の魅力に気付き、模倣でない独自のライブを成功させる。ラストシーンで千歌は気付く。助けは必要ない。自分たちの力でちゃんと輝けるということに。彼女達はようやくスタートラインに立つ。千歌の「この場所から始めよう!出来るんだ!」という台詞と、凛々しく晴々とした笑顔には、ため息が出てしまう。

 

μ'sの偉大さの描写には、Aqoursの未熟さを強調する効果があったんだと思う。未熟さを、駄目な部分を隠さずに描すっていうのは攻めてると思う。圧倒的な注目度の中で、視聴者に見放され兼ねない駄目さ加減をあえて晒してる。そう考えると3話の対比もどこか腑に落ちるものがある(3話に関してはネガティブな記事を前に書いた)。

 

という訳で終わり。これまでの集大成というか、ようやくスタートラインに立ったという感じで良いエピソードだったと思う。 

感想も昨日よりはマシにまとまった気がするのでこれで良しとしたい。昨日は全然まとまらなくて悔しかった。見返すとなーにが予感と気付きの物語だよという感じもするけど、まあ残しておく。

 

くろろのたのしいディスカバリー(2016年7月)

7月の良かったもののまとめ。イベントが多め。

 

■『アルマギア-Project-』イベント(2016.7.2 参加)


個別記事作成済み。

久保ユリカさんが参加してる音楽プロジェクトのイベント。声優学校にて開催された。ショートカットの久保さんを初めて見れて感動した。

 

 

 

■『レガリア The Three Sacred Stars』 先行上映会(2016.7.3 参加)


個別記事作成済み。

日本橋のTOHOシネマズにて開催。佐倉綾音の乳はでかい。レガリアアニメは大変なことになってしまったけど、4話までかなり良かったので、期待して再スタートを楽しみに待ちます。

 

 

■文化放送『胃痛ラジオ』イベント(2016.7.17開催)(不参加)

個別記事作成済み。

胃痛ラジオのイベントに参加。と言いたいところだけど落選。当選した友人と関西旅行という感じになった。奈良のロケ地巡りを中心に、大阪や神戸などにも足を伸ばした。

 

 

 

■Lunafield・久保ユリカ『Colors』(2016.7.31 参加)


個別記事作成済み。

札幌にて開催されたトーク&ゲームなイベント。とうとう北海道まで追いかけてしまった。ついでに観光などもして、北海道の食を満喫出来て良かった。

 

 

 

■米澤穂信『古典部シリーズ』(2016.7.26 最新巻読了)


個別記事作成済み。

『氷菓』としてアニメ化されたことで名高い古典部シリーズ。ミステリ×キャラクター小説の化学反応を見ることが出来る。3巻目までは6月に読んだ。短編集である『#4 遠まわりする雛』が中でもお気に入り。

 

 

 

 

■御影瑛路『空ろの箱と零のマリア (7)』(2016.7.13 読了)

 

個別記事作成済み。

御影瑛路『空ろの箱と零のマリア』シリーズの最終巻を読了。ここに感想みたいなのを書き始めたら長くなったので個別記事を作った。そういう訳で今月は全部個別記事ということになった。

「『空ろの箱と零のマリア』とその辺の話」は個人的な思い出の話。若干だけど攻めた内容にしてある。この記事を境に、少し攻めていこうという意識が生まれつつある。

 

 

 

そんな感じで7月の振り返りでした。短くても個別記事を作ろうという意識でやった結果全編が個別記事案件に。悪くない傾向だと思ってる。

7月はイベントが多くて遠征もあったので楽しかった。お金はありません。 本は5冊読めたので普段より少し多め。逆にCD音源の追加が殆ど無かった。