『響け!ユーフォニアム』の大吉山に登った話
先週の土日で友人と京都旅行に行ってきました。京都は大学時代にゼミ合宿みたいなので行って以来。自分でどこに行ってどこを見て…というのをしっかり計画して行ったことは無かったので、「まあ有名どころが周れれば良いか」というアバウトな感じで行きました。
そのアバウトさが功を奏したのかはわかりませんが、結果として『響け!ユーフォニアム』の撮影舞台となった場所を何点か巡ることになったという次第です。そこまでしっかり見た訳ではなく、画像比較とかも無いのであしからず。
平等院鳳凰堂を目当てにJR宇治駅に到着すると、ちょうど宇治は地域のお祭りの最中だったようで、商店街通りに露店がびっしりと出ていて高校の文化祭みたいな雰囲気でした。
そんな中に急にあったのがこの等身大パネル。更に側には「響け!ユーフォニアム 宇治観光マップ」なるものがあり、これを手に取ると作中の主要な舞台が付近に点在していることがわかりました。
『響け!ユーフォニアム』の舞台が京都なのはわかっていたものの、宇治がメインの場所というのは把握していなかったので、意図せぬ聖地巡礼といった格好になりました。友人も最近アニメを全話みたということでタイムリー。時間的に余裕もあったので、平等院を見た後に宇治観光マップを活用する流れに。
マップはこんな感じ。右の方はあんまりちゃんと見てない。
ひとまず宇治橋。久美子がうまくなりたがって走る橋です。車線を挟んで向こう側と一体どちらが久美子側だったのかはわかってないけど多分こっちだと思う。
久美子の感情が激しく動いた重要な場所っていうのを意識すると聖地にいるんだなって感じがしました。聖地巡りはこの感じが何とも言えなくて好き。
河原から。これは京阪ではなくJRの列車ですかね。作中で久美子たちが乗ってるのはたぶん京阪大津線なので残念。京阪電鉄では響けユーフォニアムラッピング電車なんかも走らせていたみたいです。でもJRもかなり画になる色合いの列車ですね。
大吉山の山頂まで行こうと目標を立て、山の麓を目指していくと、宇治橋から数百メートル離れた辺りで並行にかかっているのがこの朝霧橋。源氏物語に登場する橋でもあるそうです。ここからの眺めも良かった。向こう側に見えているのが大吉山です。
さて、大吉山頂上につきました(唐突)。午前に伏見稲荷大社も登っていたこともあって、山道が結構しんどかったので道中は写真を撮る元気がありませんでした。しんどかったけど、久美子と麗奈はユーフォやトランペットを担いでこれを登ったんだと考えるとそうも言ってられない(美少女に勇気を貰うオタク)ので無事山頂まで。二十~三十分くらいあれば登れる距離でした。
良い感じの疲労感に包まれつつ京都の街を一望。 夜に来れれば夜景が綺麗で、作中のシーンとも合って最高なんだろうけど、登った感じだと山道がマジでホラーになりそうなので危険かもしれません。そんな感じで少し休憩したら下山しました。
往路ではJR線を使いましたが復路では京阪線を。主要の京阪駅で等身大パネル設置のキャンペーン中だったので撮影。時間帯もあるだろうけど京阪宇治駅はかなり静かで、そんな中にひっそりと佇む等身大パネルは若干シュールでした。
そんな感じでざっくりとだけどロケ地巡りが出来て良かったです。このおかげで京都旅行の全体的な満足度も向上しました。ロケ地とは別の話になるけど、宇治の商店街の人がみんな暖かくて素敵でした。昼飯に茶そばを食べに入った店の女将さんが良かった。
京都に来る機会があったらまた宇治まで足を伸ばしたいと思います。ユーフォ関連ももっと事前に予習と計画をしてから挑戦出来ればと。
余談ですが伏見稲荷駅には等身大サファイア川島がいたっぽいけどスルーしてしまいました。ごめん等身大サファイア川島ちゃん。
参照・関連ページ
・宇治川に架かる赤い橋!京都の「朝霧橋」はどんなところ? - Find Travel