久保ユリカさんの『Colors』に参加した話
7/31に札幌で行われた、久保ユリカさんの個人イベント『Colors』に参加した。
主催の『Lunafield』というイベント団体は、事前の情報を発表する場として主にツイキャス配信を用いていて、放送を何度か聴く機会があった。自由で緩い、というのが率直な感想。参加者との距離が近く、配信へのコメントもどんどん拾ってくれる。コメント欄などの様子を見る限りだと、久保さんのファン以外にも、Lunafieldのイベントに定期的に参加している…というような人も居るようだった。
そんな団体なので当然アニメやラジオのイベントではなく、運営側も特段久保さんに詳しいという訳でも無さそうだったので、だいぶ単独で乗り込んできた感が強い。過去にはならこいフェスタなど一般イベントにも普通に出てるので特筆するようなことでもないかもしれないけど。
当日のイベントはオールスタンディングで開催。会場の構造は地下のライブハウスといった感じで、ステージを前方とすると、最後方には酒のボトルが並んだドリンクカウンターがある。下北沢のバースデーイベントもそうだったけどオタクが浮きまくるタイプの会場ですね。それでも今回のイベントが歴代最高の集客率だったらしい。
イベントが始まるとプロジェクターの映像がステージに映し出され、プロローグ的なものが始まる。北海道では8月7日が本当の七夕とされているらしく、今回のイベントも七夕をテーマにした内容でお届けしますよという内容。
七夕の短冊についても解説が始まる。短冊は5色あるが、それぞれの色に意味があり、例えば黄色であれば友情関係の願いをかけば効果が出やすいとかなんとか。今まで全く知らずに書いていたので、もしかすると恋愛の短冊で世界平和を願ってしまったことがあるかもしれない。イベント名の『Colors』はここから来ているんですね。
プロローグが終わると久保ユリカさんが早速登場。なんと七夕ということで浴衣姿だった。ありがとう北海道の七夕。ちなみに参加者の半分以上が北海道にお住まいのシカラーさんだったようだ。
前述したように短冊には5つの色があるということで、久保さんが5色それぞれの意味にちなんだコーナーに挑戦、全てクリアして短冊GOしちゃおうというのがイベントの大きな流れ。
事前アンケートを読むコーナーのほか、ファンのお題に沿ってお絵かきをするコーナー、告白シチュエーション演技をするコーナー、ジェスチャーゲームのコーナーなど、久保さんの身体や精神を酷使させまくるタイプのコーナーが多くて大変そうだった。
お絵かきに関しては、参加者アンケートで募集したお題に沿って即興で団扇に絵を描く、というのを5連続でやらされていた。3枚目辺りで「まだあるんですか？」という久保さんの抗議の声もあったが、司会者を初めとした運営側は全く甘やかす気配が無くて面白かった。気を遣いすぎないフランクな応対のおかげで、久保さんの砕けた感じが封じられていなくてよかったと思う。
告白シチュエーション演技は基本的にネタに走ってたけど、それでも浴衣姿も相まってか相当な破壊力を発揮していて凄かった。「自分から好きだとは絶対に言わない」というようなことを言っていたので色んな告白バリエーションを見れたのは貴重だったのかもしれない。
そんなこんなでコーナーが全て終了すると、プロジェクターにエンドロールが流れる。ここで凄かったのは参加者全員のニックネームがスタッフロールのように流れていく演出があったこと。メール応募によるチケット購入の際に「なるべくニックネームで応募してください」という案内があったのはこれを用意していたのか。自分の名前が映像に収まるというのは変な感じがするけど記念になるし嬉しい。エンドロールも含めてイベントのパワーポイント配布して欲しい。
エピローグも終わってあっという間に終了。色々と詰め込まれていて非常に濃い時間だった。番号がかなり後ろだったので、浴衣姿も胸から上以外がたまにしか見えなかったのが少し残念だった。でもいい雰囲気のなか自由度の高いコーナーを見ることが出来て楽しかった。こういう中小規模の個人イベントはファンとの距離が近くて楽しい。
イベント自体も楽しかったけど、北海道ということでジンギスカンやラーメン、海鮮などを堪能できたのも個人的には楽しかった。三連休でもない普通の土日に北海道に行くという頭の悪い行動を出来るのも声優イベントのおかげである。腰を上げるきっかけを与えてくれているので、そっち方面でも久保さんには感謝の気持ちが大きい。
しばらくは2ndのリリイベ以外に地方イベントは無いけど、またこういうのが開催されることがあればなるべく参加していきたい。費用とかで日和ってしまうのは勿体ない。
◆参照・関連サイト
・Lunafield公式HP → http://lunafield.jp/
