くろろのたのしいディスカバリー(2021年9月)
Life Like a Live!2(えるすりー)(2021.9.18-9.20)
別記事作成済。配信ライブながら非常に満足度の高いものだった。
えのぐインターネットサイン会(2021.9.21 開催)
えのぐの最新シングルBRAVERが発売。その発売記念インターネットサイン会が開催されていたので応募して参加した。なんと43:20と45:13辺りで私の名前が呼ばれています(照れ)。メンバー間の仲の良さも感じられて良いものである。
バーチャル存在のサイン入りCDというのも不思議なものだが、思っていた以上に質量が感じられて感動した。CD実物を大切に所持していたいという気持ちが生まれる。
22/7だとCDを買うとサイン入りのポストカードが貰えたりというのがあるのだが、やっぱりCDにサインが入っている方が嬉しいなと思った。規模が大きくなると刷版や出荷スケジュールなどもあってCD実物にサインするのは難しいのかもしれないが。
星宮とと『タイムサーフ』
ボイスドラマと音楽作品をミックスさせた形式の一枚。ボイスドラマの中で少女二人が音楽制作を行なっていて、ストーリー展開に合わせて楽曲トラックが差し込まれていく形式になっている。
TEMPLIME作曲の楽曲が非常にいい。そしてストーリーも意見が分かれるような顛末を迎えていて意欲的な脚本だなと思った。アルバム名にもなっている『タイムサーフ』や『デジタルタトゥー』など各楽曲のタイトルも憎い。
ドライブ・マイ・カー(2021.9.19 視聴)
村上春樹原作の別タイトルを映像化したもの。原作読んだことないですが。評判が良かったので見に行くことに。芝居をすること、何かを演じることというテーマが根底に流れている。
村上作品の登場人物は言葉の言い回しなどが個性的で、小説ではそれが良い味になっていても映像になると浮いてしまいがちな印象がある。しかし今作は劇中劇が同時進行するのでその違和感が払拭されていた。演技を軸に進む作品を我々が意識しながら、させられながら観ている共犯関係が常にあり、それが免罪符になっているというか。
何かを演じている瞬間、何かに乗り移っている瞬間、何かに突き動かされている瞬間であってもそこには人間がいて何かが起こっている。本作内で似たような言葉が語られるが、その言語化出来ない微妙な揺らぎや高揚を本作はフィルムの中に写し撮らんとしていたのかもしれない。ストーリーはあるしむしろ大きく動くのだが、そこに没頭していた時間は少なく。静謐な画面の中でカメラと演者の一挙一動を見逃すまいと固唾を飲んでしまう、そんな作品だった。
9月は新職場での勤務が始まってそんなに余裕が無かったのでディスカバレッジ低いかも。