20150816 お盆休み、ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展、コミケ88、コスプレ広場、『リライブ』/法条遥

8日から9連休でした。しばらく高知の母方の実家の方に滞在して、お墓参りやよさこい祭りな数日でした。有休をぶつけての9連休なので、来年は同じように出来るかはあれなんですがね。

 

14日は六本木の『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展』を観に行きました。これが非常に良かったのでちゃんとした記事にしたかったけど、いつの間にか明日から仕事という状況なので諦めます。マンガ・アニメ・ゲームというだけあってかなり幅広く網羅されていて、あまり知識がなくても楽しめる内容だったのではないかと思います。

CCさくら、ラブライブ、スマッシュブラザーズ、、、この辺りが扱われてなかったのが少し意外でしたが。個人的には『メトロポリス』の設定資料ノートがとても興味深かったです。

 

15日、昨日になりますが、この日はコミケ2日目に参加しました。たぶん2012年の年末以来かと思います。

会社の女性先輩が本を出してるというので買いに行ったんですが、向こうは本当に来るとは思っていなかったようで、血相を変えて販売拒否されてしまいました。BLとかそういうのでは無いみたいなんですが、まあ見せたくないものは仕方ないですね…。おそらく著者紹介のところでSNSのアカウントとかそういうところに繋がっていってしまうのでしょう。確かに会社の人間に自分のSNSアカウントがバレるのは死を意味しますからね。

フォロワーの方が来ていたので突発オフみたいな感じでうろうろして、ご飯食べたりして一時解散(ご飯うまかった)。その後は1時間くらいですが、コスプレ広場で写真撮ってヘラヘラしてました。

ただ、数年前(大学1回生とか)にコスプレ広場来たときは嬉々としてコスプレイヤーの写真を撮っていたはずなんですけど、今回はなんか恥ずかしさが出てきてしまって「お願いします!」みたいなやつが出来なくなってしまった。代わりに、「コスプレイヤーを撮ってる人を撮る」みたいなのをやってました。

写真は、少ないですがflickrにアップしてあります(https://www.flickr.com/photos/131490059@N03/albums/72157657247505856

 

コミケの後、飲み会で飲みすぎてフラフラで帰宅したので、今日16日はゴロゴロしてました。アニメ観て本読んでゲームして……という感じ。

 

見たアニメ

・下ネタという概念が存在しない退屈な世界 #7 「SOXが作りし者」

・Charlotte #7 「逃避行の果てに」

 

新たな試みとして、アニメ感想を書き留める評価シート的なものを自作し、それを記入しながらアニメを見るというのをやってみました。五段階評価とか、良かった点悪かった点、『印象に残った台詞』みたいな項目で。結論から言うと、これは2話分やった結果面倒くさいので辞めることにしましたが。。

書き留めた内容は見返すと確かに面白いし、これまでと違った見方が出来そうでいいなとも思うのですが、やっぱアニメ観るときくらいはあれこれ考えたくないなというのが本音のようです。

ただ、『印象に残った台詞』を書き留めるのは続けてもいいかもなと思いました。ちなみに下セカ7話のシートの『印象に残った台詞』には「生下着ペロペロ」って書いてあります。これもある意味名言ですが、もっと名言っぽい名言が頻出するタイプの作品であれば書き留めながら見ていくと面白いかもしれません。

 

リライブ (ハヤカワ文庫JA)

リライブ (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:法条遥
  • 発売日: 2015/03/20
  • メディア: 文庫
 

今日はこれを読みました。前回の記事で同著者の『リライト』という作品について触れましたが、それのシリーズ物です。『リライト』、『リビジョン』、『リアクト』、『リライブ』の4部構成になっており、全てがリンクし合っていて、めちゃくちゃ複雑で頭がパンクする内容になっています。

一作目の『リライト』に関しては単巻でも面白いんですが、それ以降は他のシリーズを読んでいることが前提となっていて、ひたすら難解な設定を説明されるような印象を受けます。物語を読む面白さとはまた違った感覚ですかね。

過去改変による未来改変、因果律の捻じ曲げ、タイムパラドックス……といった内容に加えて、読み手がシリーズ物の『読者』であることを生かしたメタ要素なども相まって、正直シリーズ読了後もまだ理解し切れてない部分が残ってるんですよね。「これとこれってそういえばどう繋がってるんだっけ?」みたいな。ただ解説で書かれていたように、その『ややこしさ』にあえて作者が挑んでいて、混乱しつつも気力で読み進めていくうちに少しずつ、ぼんやりと全容が見えてくる感覚を狙っているとも取れます。

そんな訳で、普通の読書体験とは少し一線を画する、スポーツみたいな読書でした。『読む』という行為にも色々あるなと思いましたね…。もう1周すればもうスッキリ分かるんだろうけど、分からなかったときの落胆を考えると手を出す勇気が無いかもしれません。しかし新鮮でこれまでにない小説だったなと思います。

 

もう1時です。一週間頑張ろう。