卒業か……という話

昨日17日に、大学で所属していた部活での送別会があって、卒業式では特に大した実感とかなかったんだけど、昨日ので卒業という事実がかなり重く圧し掛かってきてる。バーみたいなとこを貸し切ってなんやかんやして、その後カラオケで朝まで歌って…という、まあ別に珍しくも無いパターンではあったんだけど、やけに心に残っている。

なんか何書いていいのかわからないというか、別に書かなくてもいいんだけど、すごい不思議な気分なので今のうちに何か書いておきたいなという感じ。

卒業式ではそこまで終わってしまうって気持ちはなかったし、送別会の前も全然ピンピンしてたんだけど、これから会わなくなるであろう人たちと一緒に集まって、その終わりの瞬間が近付いてくると、あーこれで最後になる人もいるんだなーってなって寂しい気分になった。中学とか高校の卒業とはまた違う感覚で、やっぱり大半が社会人になって、勤務地とかも離れてしまうとなると、「まあいつかどこかで会えるっしょ」みたいなノリじゃ乗り越えられないような壁がある。

こういうのでそんなにクるタイプでは無いと思うし、他の人と比べたらドライな心境なのかもしれないけど、でも「卒業か……」となって色んなことが手に付かなかったりしてる。この余韻に浸るのもまた大切なことなのかもしれないけど、まあでも早く区切りつけないといけないな。国立の大学とかだと卒業式が3月25日くらいにあったりするらしいけど、一週間で心を切り替えて会社の準備もしてっていうのはなかなかハードな作業だと思う。少なくとも俺はあと数日は引き摺りそうな予感がしている…。

4月からは全く新しい世界に飛び込む訳で、人間関係も環境もガラリと変わるし、求められることもこれまでの比では無くなって、本当に新生活だ。新しい人との出会いもあるだろうし、楽しみな面もすごくあるけど、その一方で、大学での色んなことの記憶が薄れていくのかなと思うとそれはちょっと怖い。中学や高校の記憶もかなり薄れてきているし、同級生に会えば蘇る記憶はあるんだけど、でもそれはそれでまた何かが違う別のものだと思うし。切り替えたいし切り替えないといけないし気付いたら切り替わってるのかもしれないけど、切り替わってしまうのが怖い。

たぶん今のこの気分は薄れていってしまうと思うので、まあ纏まってはいないもののこうやって文章にして何かしら形に残せればいいのかもしれないな。文章を書くっていうのはその時の心を保存する作業なのかもしれない(ポエム)。

勉強もしないといけないし、徐々に前向きに未来志向になっていければいいな。