ナナシス 不完全な4Uが手渡す『The Present "4U"』

The Present "4U" <初回限定盤(CD +オリジナルピックストラップ)>

The Present "4U" <初回限定盤(CD +オリジナルピックストラップ)>

  • アーティスト:4U
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: CD
 

1. メロディーフラッグ
2. Crazy Girl’s Beat
3. ROCKな☆アタシ
4. 青空Emotion
5. パフェ・デ・ラブソング
6. プレゼント・フォー・ユー
7. カリフォルニア・ガールズ (ドラマトラック)

  

2017年11月29日、Tokyo 7th シスターズより、4Uの単独ミニアルバム『The Present "4U" 』が発売された。4Uは、支配人(プレイヤー)が所属するアイドル事務所「ナナスタ」のライバルとして描かれる。佐伯ヒナ、鰐淵エモコ、九条ウメの3人によって構成される3ピース・ガールズ・ロックバンドである。(Tokyo 7th シスターズ - 4U

『The Present "4U" 』は4Uにとって初のミニアルバムとなる。これまでの4Uの発表曲は4曲だったが、このアルバムには新曲6曲が収録されている。メインボーカルであるウメ以外の二人がメインとなって歌う楽曲も入っており、新しい4Uの一面が垣間見えるアルバムだ。

この『The Present "4U" 』の発売後には、池袋サンシャインシティにてトークセッション&特典お渡し会イベントが開催され、私も参加することが叶った。この記事を書くに至ったのは、このイベントで耳にした「とある言葉」がきっかけとなっている。

この記事ではこの発売記念イベントを振り返りつつ、そこから派生した空想交じりの文章を書き散らしている(いつものことであるが)。各楽曲を詳しく取り上げている訳ではなく、また内容も強引な部分があり、アルバムのレビューとしては明らかに落第点であろうが、一つの読み物として楽しんでいただければ幸いである。

  

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ナナシス 777☆SISTERSの「誰かの背中を押す」楽曲

スタートライン / STAY☆GOLD(CD+DVD)(初回限定盤)

スタートライン / STAY☆GOLD(CD+DVD)(初回限定盤)

  • アーティスト:777☆SISTERS
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: CD
 
  • 1.「誰かの背中を押す」ことについて
    • ナナシスと空 夢を追うリスナーを後押しする
    • ナナシスと涙 裏側の痛みに目を向ける
    • ナナシスと虹 ひとりで行かせる
  • 2.楽曲別に見る777☆SISTERSのメッセージ
    • H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!
    • 僕らは青空になる
    • FUNBARE☆RUNNER
    • ハルカゼ~You were here~
    • スタートライン
    • STAY☆GOLD

 Tokyo 7th シスターズ - イントロダクション(公式HP)

 

今年の8月末に、Tokyo 7th シスターズ(以下ナナシス)より、同タイトル内のメインユニットである777☆SISTERSの最新シングル『スタートライン/STAY☆GOLD』が発売された。3ヶ月近くが経ってからこう言うのも心苦しいが、この新曲について何か書こうと思ったのがこの記事のそもそもの発端だったりする。

前述した『スタートライン』と『STAY☆GOLD』という楽曲を受けて、ナナシスの魅力や、そのコンセプトについて考える機会が増えた。それをどうにか文章に残したいと思いながらも、気が付けば冬も間近まで来ていたという次第である。発売当時はまだ夏だったはずだ、おかしい。

上記したコンセプトというのは、ナナシスが掲げる「誰かの背中を押す」というものだ。テーマと言った方が良いのかもしれない。これは初期から一貫しているもので、スタッフやキャストが公式の場で語っていることも確認できる。原作アプリゲームで読むことが出来るエピソードや、既に数多く発表されている楽曲の歌詞を見ても、このコンセプトの息吹を随所に感じ取ることが出来る。

この記事ではこの「誰かの背中を押す」というコンセプトに着目している。ナナシスの発表曲の中でも、このコンセプトが強く反映されている楽曲を取り上げて、その魅力について語っていこうというのが記事の内容だ。ナナシスの魅力は他にもたくさんあるが、自分はこのコンテンツが持つ切実さがとても好きである。ナナシスを既に知っている人には魅力を再確認する機会に、まだあまり知らない人には「他とちょっと違うかもしれない」と興味を持つきっかけになると嬉しい。

  

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くろろのたのしいディスカバリー(2017年9月)

 

MF文庫J夏の学園祭2017(2017.9.10)

 

ベルサール秋葉原にて開催された『MF文庫J夏の学園祭2017』に参加。MF文庫関連のキャラクターグッズ物販があったりイラスト展示なども行われていた。ステージイベントとして久保ユリカさんがメインパーソナリティを務める『ようこそ実力至上主義の教室へ』のラジオ公開収録が行われていたのでそれ目当てでの参加でした。

ラジオをちゃんと聴いていないのにこういうのだけ行くのもどうなのかとは思いつつも、楽しい時間だった。久保さんはMCとしてうまく回しながらも随所で笑いも取っていて、一人しゃべりで胃が痛い時代はもう終わったのだなと改めて実感した。

関係ないけどBAYCAMPというオールナイト野外フェス明けで参加していたのと、この日に秋葉原で変なおじさんに絡まれたため記憶の混濁がある。

 

 

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『覆面系ノイズ』スペシャルライブに参加した話

覆面系ノイズ 1 (花とゆめコミックス)

覆面系ノイズ 1 (花とゆめコミックス)

 

 

春クールでアニメを放送していた『覆面系ノイズ』のスペシャルライブに参加。2017.9.30に渋谷 WWWXで開催された。原作未読でありアニメしか見ていない手前、少し腰が引けていたが、本当に参加してよかったと思えるライブだった。

主演キャラクターであり作中のバンドのメインボーカルを努めるニノを演じるのが早見沙織さん。いつか生で歌声を聞きたいとずっと思っていた方だったので、この機会を与えてくれた神に感謝したい。思えば早見さんとの出会いは俺がまだ高校生だった頃、ラブプラスのマナカのボイスであり、死ぬほど感慨深いものがある(彼女にしていたのはリンコだったがそれはさて置く)。

男性キャストの出演は無いが、会場は半数近くが若い女性客だった。少女マンガである原作の人気の根強さを感じさせる。ニノが作中で扮しているアリスのコスプレをしている方もちらほらといた。写真撮りたかったけど捕まりたくなかったのでやめた。ライブハウスでのオルスタだったが、女性が多いため遮蔽物が少ない格好になりステージが見やすかったのが良かった。

開演後最初にステージに登場したのは深桜役の高垣彩陽さんで、SILENT BLACK KITTYの楽曲を2曲披露。その次に登場した早見沙織さんは、覆面系ノイズ第1話で俺の度肝を抜いたことで知られるin NO hurry to shout;の『スパイラル』を1曲目で披露。

作中における『スパイラル』は、ニノの感情が昂ぶって制御不能になりながら歌った楽曲であり、狂気や暴走といったコンテクストがふんだんに乗っかっている。これを早見さんはニノが憑依したかの如く歌い上げていた。放送終了から随分日が空いていたはずだがブランクのようなものは感じなかった。

鋭い眼光を携えながら、髪を振り乱してがなり立てるように歌う彼女の姿には本当に圧倒されたし、大げさかもしれないが畏怖の念すら覚えた。その鬼気迫る迫力と、最高のパフォーマンスに立ち会えている興奮と、ずっと会いたかった人に会えた感激とでお気持ちが天皇に即位してしまい涙が出そうだった。殺気というと言葉は悪いが、スイッチが入っていて触れてはならないようなオーラが立ち込めていた。声優の恐ろしさを思い知らされた格好である。

そんな早見さんだが、間奏ではふっと表情を緩めて客席に笑いかけていた。反則である。ドラゴンボールの映画でブロリーが強すぎてトランクス(幼少期)が「反則……だよな……」と言いながら倒れるシーンがあったがまさにそんな感じである。一発レッドで退場である。むしろ俺が代わりに退場する。そんな訳で退場してしまったので『スパイラル』以降のことはわかりません。

後日友達に聞いた話によると、後半は早見さんの刺々しいオーラも薄れて、お茶目に物販情報をお届けしたりもしていたらしい。後半に披露された『ノイズ』ではギターの人と一緒に楽しげにくるくる回っていたようだ。ちなみにギターの人の速弾きがめちゃくちゃ格好良かった。あと静かに聴かせるタイプの『サテライト』で客席がずっとクラップしてたのだけは見過ごせなかったらしいです。あと最後にニノと深桜のコンビでのハイスクールが披露されて最高だったとのことでした。

 

 

 

■参照・関連ページ

 

SPECIAL -TVアニメ『覆面系ノイズ』公式サイト-

12/6に待望のアルバムの発売が決定!! -TVアニメ『覆面系ノイズ』公式サイト-

 

 

NEWラブプラス+ - 3DS

NEWラブプラス+ - 3DS

  • 発売日: 2014/03/27
  • メディア: Video Game
 

 

 
 

 

くろろのたのしいディスカバリー(2017年8月)

久保ユリカ SHiKACO PARK会員証・パスケースお渡し会(2017.8.8)



久保ユリカさんのファンクラブが発足して最初のファンクラブイベント。ファンクラブ会員証のお渡し会という内容。築地市場近くの会場にて開催。

お渡し会開始前に短いがトークがあり、そこで次回のファンクラブイベントの詳細が発表された。なんとサンリオピューロランドとのコラボイベント。しかもクリスマスイブである。

「みんなどうせ来れるでしょ?」という挑発に反駁出来ないのが悲しいところだが、良くも悪くも間違いなく記憶に残るイベントになりそうなので是非行きたいところ。他の会員のファンクラブ会員番号を見るに相当な数の会員がいるようなので、倍率的な意味で厳しい戦いになることが予想されるが、運に味方していただくしかない。

お渡し会では「いつもありがとう」と迎えてくれたため、毎度のことながら会話プランが崩壊してしまった。ちょうど会場BGMで「いつもおおおきにまいどあり!」が流れていたのも知能指数低下を引き起こしたかもしれない。

 

 

コミックマーケット92 ナナシスお渡し会(2017.8.12~8.13)

 
コミックマーケットでTokyo 7th sistersのブースが出展され、それに連動する形でグッズ購入者向けのお渡し会が行われた。

開始時間が近づくとブースの側で参加希望者の列形成が行われ、同時に物販レジが特別仕様になる。開始時間後は順番にブースに入っていき、レジでグッズを購入すると、ナナシスのキャストが商品を手渡ししてくれるという内容。

1日目は前田・川崎・野村・広瀬の4人で、前田・川崎ペアが商品を、野村・広瀬ペアがフライヤーを手渡ししてくれる。2日目は篠田・高井・中村・桑原の4人で、篠田・高井ペアが商品を、中村・桑原ペアがフライヤーを手渡ししてくれるという内訳。(敬称略)

皆さん素敵だったが一番記憶に残っているのは篠田みなみさん。想像よりも身長が2周りくらい小さかった。ダンスの動きが大きいのでライブでは小柄な印象がなかったのかも知れない。春日部ハルそのままの雰囲気で、ほんわかながらも凄まじいオーラを放っていた。

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!(2017.8.13)

 

シンデレラガールズ5thライブの千秋楽公演のLVに参加。3rdライブのLVで人生で初めてサイリウムを持ったことが思い起こされる。当時は若手声優と言われるような人たちのことは何もわかっておらず、キャラと名前と顔が全く一致していなかったものである。

ライブ中は津田美波さんの満開スマイルが決まって死亡。飯田友子さんの赤ちゃんを妊娠してしまい"つわり"に苦しむ。

ゲームもラジオも熱心に追っていないので見納めくらいの気持ちでの参加だったが、そんな自分でもワクワク出来る楽しさの詰まったキラキラしたステージですごく良かった。

 

ライブレボルト 0th Live「ライブレボルト THE ORIGIN」(2017.8.19)


 別記事作成済み。良かったけどちょっとモヤモヤした話。でも良かった。

 

 Tokyo 7th Sisters -EPISODE.The QUEEN of PURPLE-/古瀬風

 

別記事作成済み。通称エピソードQoP。

 

 777☆SISTERS『スタートライン / STAY☆GOLD』(from Tokyo 7th シスターズ)

スタートライン / STAY☆GOLD(CD+DVD)(初回限定盤)

スタートライン / STAY☆GOLD(CD+DVD)(初回限定盤)

  • アーティスト:777☆SISTERS
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: CD
 

 

ナナシスより777☆SISTERSの新曲が発売。「誰かの背中を押す」というコンセプトを体現したような、力強くも優しい音楽。歌詞をじっくり聴くと泣けてくる。

スタートラインというかナナシスに関するオタク長文を10月後半くらいからちびちびと執筆中。